こんにちは、旅とグルメを愛するwebライターのはるきんぐです！
今回は、北海道・富良野でゲストハウス経営を考えている方に向けた起業ガイドをお届けします。
実は富良野は、ラベンダーの紫に染まる夏も、極上のパウダースノーを楽しめる冬も、観光客でにぎわう超人気エリア。ですが、その分、起業の落とし穴も多いんです。
今回は、失敗しないための起業ポイントや、ゲストの本音、訪日外国人観光客との向き合い方まで、まるっとご紹介！
【ラベンダーシーズン】と【スキーシーズン】で違う！集客ポイント
■ 夏（ラベンダーシーズン｜6月下旬〜8月上旬）
- ファーム富田や中富良野がメイン観光地に
- インスタ映え需要が高く、女性・カップル客多め
- 車移動が多く、レンタカー利用者がメイン
■ 冬（スキーシーズン｜12月〜3月）
- 富良野スキー場や周辺の温泉が人気
- 訪日外国人（特にオーストラリア・香港）が多い
- バス移動や駅周辺の宿が選ばれやすい
ゲストが喜ぶ！ホスピタリティ５選
- 地元ならではの体験ツアーを用意
例：地元農家さんと一緒に野菜収穫 or かんたん雪遊び体験 - 写真映えスポットを紹介する手作りMAP
オリジナルMAPを用意するだけでSNS投稿率UP！ - 朝食に地元食材を使う
ジャガバター、とうきび、富良野メロンなどは鉄板！ - 英語・中国語の案内文を用意
訪日外国人に安心感を与えるポイント - チェックイン前後の荷物預かりサービス
意外とこれが高評価につながります！
ゲストが実は困っていること５選
- 駅からのアクセスが悪い（冬は特に）
- 近くにコンビニ・食事処がない
- Wi-Fiが弱い・使えない
- 暖房設備が貧弱（極寒の夜に凍える）
- 多言語対応していない（英語すら通じない）
→ これらを改善するだけで、リピーター率がグンと上がります！
ゲストが富良野に求めていること５選
- 富良野らしい絶景と自然とのふれあい
- 地元の人との交流や体験
- スキー＆温泉で癒されたい
- のんびりとした滞在（静かさ重視）
- 地元グルメ（オムカレー、ジンギスカン）
訪日外国人客との向き合い方
【リスク】
- 文化の違いでトラブル（靴を脱がない・夜中に騒ぐ）
- 予約無断キャンセルや連絡なし遅延
【メリット】
- 宿泊期間が長め（平均3〜5泊）
- 口コミやSNSでの拡散力が高い
- 平日・オフシーズンにも宿泊してくれる
【デメリット】
- 言語対応が必須
- 文化的な配慮が必要（宗教・食文化）
→ 外国人対応マニュアルや、Google翻訳活用でだいぶカバーできます！
失敗しない！富良野ゲストハウス経営の成功法則５選（徹底解説）
富良野でゲストハウスを成功させるには、観光地の強みを活かしながらも、地域特有の課題を理解し、柔軟に対応する力がカギです。
ここでは、実際に現地で経営する人たちの声や成功事例をもとに、**「失敗しないための実践ポイント」**を深掘りしていきます。
① シーズンごとのターゲット設定と柔軟なサービス切り替え
富良野は季節によって訪れる観光客の層が大きく変わるのが特徴です。
| シーズン | 主な客層 | ニーズ |
|---|---|---|
| 夏（6〜8月） | 国内の若者、カップル、ファミリー | ラベンダー観光・写真スポット・ドライブ旅 |
| 冬（12〜3月） | 訪日外国人スキーヤー（オーストラリア、香港など） | スキー場アクセス・温泉・長期滞在 |
▶ 対策例：
- 夏は「ラベンダーの見えるお部屋プラン」や「手作り富良野MAP」など、映え＋地元体験重視のサービスを
- 冬は「スキーロッカー完備」「乾燥室」「英語での送迎案内」などウィンター仕様＆外国人対応を重視
② SNSと口コミを活用した”ファン作り型”集客戦略
富良野は全国チェーンの宿が少なく、個人経営の宿でもしっかりブランディングすれば選ばれる市場です。
▶ やるべきこと：
- インスタやX（旧Twitter）で「日常風景」や「お客さんの笑顔」「今日の富良野」を発信し、宿の温もりを伝える
- GoogleマップやBooking.comなどの口コミに毎回返信 → 誠実な対応が信頼へつながります
- 口コミ特化の施策：「レビュー投稿でコーヒー1杯無料」など、投稿を促す工夫を
③ 地元住民・観光協会との信頼関係を構築
田舎ほど、地元とのつながりが経営の安定に直結します。情報、人手、紹介など、全部「人づて」でまわるケースも。
▶ 関係づくりのコツ：
- 開業前に地元の観光協会や町内会にしっかり挨拶と説明を
- 農家さんやアーティストとコラボ企画（例：収穫体験つき宿泊プラン、作品展示など）
- 近隣のカフェや商店と提携し「地域で回遊できる仕組み」を作る（例：クーポン配布）
④ あなたの宿の”物語（ストーリー）”を明確にする
最近の旅行者は「泊まる場所」よりも「誰から、どんな思いで迎えられるか」を重視しています。
▶ ブランディングのヒント：
- なぜ富良野で宿を始めたのか？
- あなた自身の旅のストーリー、地域への想い
- ゲストにどんな体験を届けたいか？
これらを宿のHPやSNS、予約サイトプロフィールに明記しましょう。共感が生まれ、応援される宿になります。
⑤ 訪日外国人向けの「インバウンド対応」は今や必須
富良野のスキーシーズンは、外国人観光客で半分以上を占める年もあります。
インバウンド対応を怠ると、**「選ばれない宿」**になってしまう可能性も。
▶ 最低限備えたい対応：
- 英語での館内案内、チェックイン案内
- 支払いにクレカ・電子決済対応（PayPay/WeChat Payなども）
- トラブル時の緊急連絡体制（英語のサポート文書やLINE対応）
Airbnbでの集客や多言語レビューも併用すると効果大です！
🔍【まとめ】「観光×地域×人」をつなげる宿づくりを
富良野でゲストハウスを経営するということは、
ただ「泊まる場所を提供する」だけではありません。
👉 自然の魅力
👉 地元の温かさ
👉 あなたの想い
これらを**”体験”として伝えることが、最大の武器**になります。
「自分の宿にまた来たいって言ってくれた」
その喜びは、数字には表せない大きなやりがいになりますよ😊
おわりに｜富良野は「人」が魅力をつくる場所
富良野は自然が豊かで、観光地としての魅力があふれていますが、一番の資源は「人」です。
だからこそ、ゲストハウスという形で「あなたの想い」や「体験」を届けることこそが差別化ポイント！
「また来たい」そう思わせる宿を、富良野で始めてみませんか？
コメント